2005年08月10日
年を取るとトルストイが読みたくなる
最近ずっとトルストイの『アンナ・カレーニナ』を読んでるんですが、これがべらぼうに面白い。まあ、19世紀ロシアの大文豪の傑作ですから当たり前といえば当たり前なんですが、高校生のころに読んだときは全然面白いとは思わなかったんですよね。当時の私は若造の文学青年らしくドストエフスキーが大好きで、トルストイは全然わからなかった。というか、こんなありきたりの恋愛話なんか糞食らえだ。とか、そういう感じというか、普通につまらなかった。最近文庫本を買ってきて読んでみると、そういう感じは全然しない。話が進んでも全然主人公のアンナ・カレーニナが出てこなかったのにはびっくりしましたが、登場人物の造形も丁寧だし筋立ても面白い。んで、何か、私も年を取ったのかなぁ、とか思うわけです。一応まだ余裕で20代のはずなんですが。もちろんドストエフスキーも、現代的な小説も別に嫌いになったりはしていないんですが、こういうのも面白いと思うようになったというか、そういう感じ。
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