痴漢者トーマス

タイトル
痴漢者トーマス
ブランド
Xuse
発売日
2003年08月01日
評点
6/10
更新日
2003年09月09日

ザウス【吟醸】の新作は何とも人を食ったタイトルの作品。あからさまにコメディタッチの痴漢モノ。胡散臭い雰囲気はデモムービーなんかでも漂ってましたね。

システムはおおむね問題なし。痴漢イベントに入るときのエフェクトがうっとうしかったくらいですかね。音楽もボイスもどうでもよし。シナリオ? あって無きが如し。いくらなんでもこれは酷いんじゃないかと。エッチ以外のイベントは全くありません。筋書きらしいものもなし。キャラの攻略は痴漢イベントだけですね。個別エンドもありません。攻略したキャラは『その後』という項目に後日談が追加されるだけ。エンディングはなんというか非常に刹那的かつ無常観漂うもので、これはちょっと笑いました。しかし、作品としては淡々とHイベントをこなすのみで、全く馬鹿ゲーではありませんでしたね。また、この作品の売りである痴漢イベントの数はかなり多く、モレスター・ノヴァの存在を考えたとしても、二週目以降は作業感のある退屈なプレイを強いられます。

んで、Hシーンの評価ですが、まず痴漢イベント。これはいわゆる『お触り』システムというやつですね。マウスでぐりぐりしてポイント稼いで脱がせたり感じさせたりするわけです。胸やお尻のアニメーションはかなりいい感じで動いてくれます。特にお尻の動きはすばらしいものでした、萌えます。むにむにとマウスにあわせて動くさまは感動的ですらありました。ひたすらにお尻と肛門を愛撫してましたよ。ええ、楽しかったです。

この作品の痴漢イベントには痴漢奥義というのがあって、これは笑わせてくれます。頭の悪い似非科学的な設定はナイスだし、奥義を使う際のトーマスのシャウトもかなり笑えます。この作品が馬鹿ゲーっぽかったのってここだけでしたね。

普通のHシーンですが、着衣が多め、場所は電車の中・オフィス・ライブハウス・水族館等。最初の一回は痴漢で、あとは普通のぬるい凌辱モノですかね。輪姦というか乱交は少しだけありました。テキストは比較的セリフ多いかな。文章は少し淡白ですね。ウィンドウにも2行しかテキスト入らないし。セリフ回しはそれなりに気が利いていたと思います。闇雲に卑語を入れるわけではなかったですし。ただ、女の子みんな淫乱すぎます。無理やりされてるのにすぐ感じすぎ。つーか、電車の中でそんなに喘ぐな!! CGは全般にかわいい感じで着崩しかたもよいです。みんな同じ顔だけど基本的に文句なし。個人的には普通に痴漢しても全然感じないのにお尻を愛撫するといきなり感じ出す藤崎蘭がツボでした。アヌスが弱点で、どのイベントもアナルセックス完備。前処女で座席に正座してのアナルセックスとかたまらないものがありました。あとは、3Pが多かったのが好印象でした。

ただ、これ、全然痴漢ゲーじゃないんですよね。痴漢するのなんか最初の一回だけで、それ以降はただの似非和姦っぽいぬるい凌辱だけ。痴漢パートはただの前戯の役割しか持たなくなります。これっぽっちも調教してないのにご主人様とか呼ばせてるのも不思議。肝心の痴漢のシーンも電車の中の緊張感などなし。服なんか平気で脱がせるし、女もあえぎまくりの叫びまくり。痴漢モノとしては正直、まともに評価できる水準にすら達してません。あと、キャラによってHシーンの数にかなりばらつきがあります。メインと思われる早緑霞や藤崎蘭のHシーンが少ないのは抜きゲーとしては致命的です。特に蘭は私のお気に入りのキャラなので酷く不満です。

総評。抜きゲーとしてはよい出来、馬鹿ゲーとしては中途半端、痴漢ゲーとしては論外。そんな感じですかね。やっぱりシナリオの貧弱さが足を引っ張ってる感じかな。まあ、個人的には藤崎蘭だけでお腹いっぱいです。

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