黒の図書館
- タイトル
- 黒の図書館
- ブランド
- ふぉ~ちゅん♪
- 発売日
- 2003年08月28日
- 評点
- 6/10
- 更新日
- 2003年09月23日
デビュー作がそれなりにインパクトのあるもので注目してたふぉ?ちゅん♪の二作目。
システムは軽快。章の変わり目のエフェクトが少しうっとうしいくらいですかね。音楽はかなりよいんじゃないでしょうか。ばっちり雰囲気とあっていると思います。ボイスはまあ普通。で、シナリオです。主人公はそあらという不思議な女性と二人で図書館で働いている。そこに何らかの問題を抱えた少女たちが訪れ、本の世界に現実逃避しようとする、そういう話。本の中の世界で自分の生き方を見つけられれば現実世界に戻ることができ、逆に快楽の中に埋もれてしまえば永遠に本の中に閉じ込められます。シナリオらしいシナリオは禄にないです。図書館の滞留するような時間の流れを楽しむ作品かなぁ。特に何か起こるわけでもなく微細な日々の変化を描き出すテキストはなかなか味わい深いものがあります。不安を象徴する黒猫や、落ち着いた雰囲気をかもし出す紅茶などのギミックの使い方がよかったです。エンディングは何というか、曖昧な感じのまま終わったりしますね。春奈の姉が突然訪ねてくる展開とか、かなり意味不明です。作品のボリュームは少なめですね。難易度も低いしあっさりと終わっちゃいます。Hシーンも一人三つくらいだし、かなり物足りない。
この作品で特筆すべきなのはやはりそあらの存在でしょう。主人公を無条件で愛する母性の持ち主であり、恋人でもある存在。その主人公に対する想いがどこから来るのかはよくわかりませんが、彼女は一途に主人公に尽くします。作品全体に流れる落ち着いた雰囲気も彼女に負うところが大きいでしょう。毎日微笑んで紅茶を入れる彼女の姿は単調な繰り返しですが、それだからこそ印象に残るものであったし、作品の根底を支えるものでもありました。
エロ。CGは癖が強いというのでもないですが、特徴的ではありますね。シチュはそあらについては全部和姦です。どれも図書館の中で、特に変わったものはなかったです。残りのキャラについては、本の中の世界でのセックスで、バリエーションはそれなりに豊富です。凌辱系がかなり多めで、輪姦、触手、ふたなり、露出プレイなどあります。ただ、本は童話中心でぶっ飛んだ内容のものが多いので、あまり凌辱色は強くありません。作品全体の雰囲気からあからさまに浮いているような気すらしますが、このギャップも作品の魅力ではあります。ただ、童話ばっかりというのは少し食傷気味でしたかね。本の種類ももうちょっとバリエーションがほしかったところ。あと、このゲーム、普段は普通のADVなのに本の中ではノベルの形式に変わります。
んで、テキスト。そあらのやつは普通の文章の延長にある感じ。雰囲気重視ですが、それなりにエロいですね、キスも濃厚にやってくれます。本のやつは、童話なのでそれなりの文体です。敬語というか、丁寧語の話し口調です。あられもない事をあの文体で書かれると、ちょっと笑っちゃうところはありますが結構興奮はしますね。アナル関係については、案外多かったかな。輪姦多かったですし。明日奈のイベントで、前処女のまま開発され、アナルを輪姦される場面なんかはかなりよかったです。まわしてる連中が「城の肛門奴隷にしたい」とか言いたい放題に言ってくれるあたりがナイスでした。
総評。図書館の落ち着いた雰囲気に浸れるなかなかの良作。しかし、前作もそうでしたがボリュームが少ないです。あっさり終わってしまうのが残念な作品。
bmp_69内のふぉ~ちゅん♪の作品評
- 黒の図書館(6点)
bmp_69ではエロゲーのレビューの投稿を募集しています。
『黒の図書館』をプレイした感想などを18禁ゲームレビュー投稿から投稿していただければ嬉しいです。


