螺旋回廊2

タイトル
螺旋回廊2
ブランド
ruf
発売日
2001年12月14日
評点
8/10
更新日
2006年03月22日

懐かしい作品ということで。

システムはageのやつ。シーン回想が使いづらいのもお約束。ボイス・音楽は普通。主題歌はそこそこよいかと。で、シナリオ。主人公の周りの女性達が、EDENというならず者集団によって拉致監禁凌辱調教されるという話。ということで、基本的なシナリオの流れは前作『螺旋回廊』と大体同じですね。ただ、今回は主人公が二人いて、彼らのシナリオをマルチアングルの方法で組み合わせることによって進行します。そのため、マルチアングルのADVとしての洗練さや完成度は上昇し、難易度も上がっています。

内容的には、後半に主人公が反撃することになるのが特徴でしょう。今回はEDENがチンピラ連中以上のものではないこともあり、前作よりも善悪の図式がはっきりと現われ、勧善懲悪的な雰囲気すらあります。まあ、一応主人公達が人間の暗黒面に堕ちるような展開も無いわけではありませんが、メインではない。それらの主要な筋立ての脇に、神無木頼子のような徹底的に残酷な人物が配置されていて、かなり異様な雰囲気を作品全体に与えていることも事実です。ただ、彼女が何者なのかなどの疑問は結局明かされることがありません。

エロ。CGは前作と同じく南風麗魔が原画。枚数は普通ぐらいですか。シチュ。凌辱モノ全般。ヒロインの視点のシナリオは瞳子しかないので、調教色はほとんどありません。その分、堕ちた後の主人公達の視点からの描写は堕ちる前の姿とのギャップの非常に大きな、インパクトのあるものになっています。スキャンダラスな描写は相変わらずで、薬を使った洗脳などに始まり、さらには近親相姦、獣姦、そして四肢切断・抜歯フェラといったような、CGでは表現できない規制ギリギリの水準にまで至ります。

精神的に追い込む描写は前作ほどではありませんが、「これが現実」とか「道具と飾り物」、「実奈美の子」といったようなエンディングは、いかにもエロゲー的なエロシーンではないにしても、テキスト・シチュエーションへのこだわりが凄まじいです。残酷さとアンチモラル性はやはり健在。一番最初に見ることになる悠里寝取られなんかは展開的にかなりきつい寝取られです。そういうことで、テキストは基本的に優良。アナル関係はまあ、そこそこです。チューブ連結は今回もあり。前作以上に凄まじいことになっています。

総評。全体的にアップグレードされた優秀な続編。EDENのへたれさなど物足りない点もあります。『螺旋回廊2』もやはり前作同様、初回版にはドラマCDがついているので入手されたし。興味深いシナリオが入っています。

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