アノニマス

タイトル
アノニマス
ブランド
mirage
発売日
2006年12月29日
評点
6/10
更新日
2006年12月30日

まあ、非常に期待していたわけですが。

システムはageお馴染みのrUGP。『オルタ』と同じワイドで、やはりよく動きます。ボイス・音楽は問題なし。で、シナリオ。夏休みに起こった何かの事件のせいで引きこもりになった妹の心機一転のために都会に出てきた主人公の元に、不信なメールが届き始める、という話。それで、夏に起こったのは本当はどんな事件だったのか、という話になるわけです。

まあ、謎解き自体はそれほど重要ではなくて、一つの物語でも、立場によってはその見え方が全然違う、といったあたりがマルチアングルで描かれています。由香シナリオを読んでから本編を読み返すと、あー、とか思いつつ笑えるとか。その辺はまあいい感じなわけですが、ADVとしての造りこみが非常に貧弱です。せっかくのマルチアングルなのに、主人公以外のシナリオはただ読むだけのノベルであり、たとえば本編の選択肢によって他の視点人物のシナリオが変化するといったことはありません。というか、そもそも根本的な問題として作品全体のボリュームも貧弱ですが。

エロ。CGはプロパガンダ通・シンが原画。バーベキューのサンプルでもすでにアレっぽい雰囲気はかもし出していますが、本編にはさらにアレなCGが登場します。ついでに、CGの枚数は非常に少ないです。シチュ。普通に陵辱ばかりです。輪姦はプロスパーですし、万能のクスリでヒロインは簡単に堕とされますし、調教日記も文字通り簡単なテキストだけで済まされます。まあ、近親相姦とか一応ありますし、『螺旋』っぽいえげつないシチュもありはしますが、だからどうなんだといった感じの展開で微妙。テキストは鬼畜人タムーということで、流石に普通にいやらしいですが、明らかにやる気なさげだったりするシーンもあり微妙。アナル関係はバイブ・開発からアナルセックスまでそれなりにあり。スカは一つ。今回はチューブ連結はありませんでした。

総評。フルプライスのゲームとしてはボリュームが少なすぎ、明らかに造りこみがテキトーで完成度が低いです。まあ、その中でよく出来ている部分は普通に神がかった水準なので、タムー分をどうしても補給したければどうぞ、といった感じ。

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