絶望少女

タイトル
絶望少女
ブランド
暗黒劇場
発売日
2008年04月18日
評点
8/10
更新日
2008年04月21日

広崎悠意新作ということで。低価格ソフトです。

システムは駄目駄目ですね。無駄に設定できる項目は多いですが、ノーウェイトが無いし肝心なところで使いづらいです。なんかリプレイでみれないシーンもあるし。ボイス・音楽は問題なし。で、シナリオ。恋人を廃人にされた復讐というか逆恨みで女の子を凌辱する話。まあよくある復讐モノといった感じですが、非常に面白い。復讐者として意識的に堕ちていこうとする主人公と協力者である小夜子の姿は丹念に描かれていますし、ほかのヒロインたちもいかにも記号的な悪人というのではなくて非常にリアリティのある腐り方でいい感じです。

小夜子に自殺未遂をさせてヒロインを追い込んだり、最後には暴力的になったり結構過激な展開もありますが、主人公たちの復讐の意志の深まりがうまく書かれているので全く自然な感じです。メインヒロインは一応美紀恵だと思うんですが、やはり小夜子が一番魅力的ですね。意志の強さもいいですし、最後に見せる表情もとてもいい。

エロ。CGは新堂道弘が原画。塗りが古くさいですが、作品の雰囲気と非常にあっていてよい感じ。枚数は35枚ぐらいなので価格を考えれば普通かと。シチュ。主人公によるヒロインたちの凌辱。内容的にはフェラとか自慰させたり、あとは普通に犯したり輪姦させたりオーソドックスです。エロ的に過激なのはフィストぐらいですかね。あとは復讐ということで暴力的な描写があります。

シチュはよくあるものばかりなのですが、どの場面でも全くヒロインたちが感じることなく泣き叫ぶだけというのがとてもいいですね。ヒロインたちを感じさせようという意志が全くなく、泣き叫べばそれだけ喜ぶぐらいの勢いが全くもってサディスティック。テキストは広崎悠意なので、端的で密度の濃い表現がよいです。彼に特有の強い論理性も健在。ヒロインたちが泣き叫びまくった末にぼろぼろになる陰惨さがよい感じ。アナル関係はメインヒロイン以外の二人にありますね。スカについてはなし。

総評。よく組み立てられた緊張感のある凌辱ゲーの良作。システムが使いづらいのが癌です。

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