WW&F

タイトル
WW&F
ブランド
MBS TRUTH
発売日
2004年01月09日
評点
8/10
更新日
2004年01月21日

いきなりロットアップしてるし…

システムは普通に快適です。音楽・ボイスも問題なし。で、シナリオですが、登場人物や設定・背景を同じくする五つの挿話からなっていて、それぞれでメインヒロインの違う連作短編です。『みず』移しを専門にする『みずや』の主人公が、怪しい探偵や検事と一緒に不思議な事件を解決していきます。『みず』というのは普通の水ではなくて、人の生命やら記憶をつかさどるもので、専門家は水差しなんかで掬い取ることが出来るみたいです。かなり胡散臭い感じの和風ファンタジーです。シナリオの基調はコメディっぽい感じですね。誰から見ても正体バレバレな怪人猫面相とか、なかなかいかしてます。色恋沙汰は全然ありませんが、結構面白い。んで、事件に関してはそれなりにシリアスに進む、と。事件は怪奇モノですな、普通に。どの挿話もそれなりにひねりがあってよかったのではないかと。登場人物の描写等を中心にして、奇怪な世界をそれなりにリアリティを持って描き出す手腕は相変わらず見事です。ヘルメス・トリスメギストスの眼とか魔術とかホムンクルスとか予言者とか、いかにもそれらしい設定も出てきますが、扱われ方はテキトーですな。こういう胡散臭い話は結構好みですね。いい感じで脱力してて素敵。

ただ、ゲームとしては選択肢の殆ど無い読むだけのADVです。僅かにある選択肢も、シナリオの進行には全く関係ありません。また、シナリオのボリューム自体は少なくは無いんですが、唖然とするようなタイミングでエンディングを迎えてしまいます。夏来の姉や父親の話とか、他の館の話とか、気になることは沢山あるんですが、触れられることはありませんでした。

エロ。CGはわざきたが原画ですね。相変わらず非常に魅力的な作風です。ロリとか明らかに色々とやばいです。枚数はあまり多くは無いですね。差分はあります。シチュは和姦と凌辱で半分ずつといった感じですか。和姦の方は、恋物語というわけではないし、主人公はぶっきらぼうな性格だしでラブラブではないですが、普通にいい感じ。凌辱は、触手が多いです。触手モノとしてはそれなりにオーソドックスで、女の子は普通に堕ちていってくれます。一話の咲子なんかは、子宮にまで入り込んでるのがなかなかよかったです。お腹が触手で膨れているのもナイス。あとは、五話目の絵梨。ピアノを弾きながら犯されるやつですね。制服の下を触手が轟いているのがフェティッシュで非常にいい。エロゲの触手モノのヒロインはレオタード系のコスチュームが多く、服の下で轟くシチュはあまり無いので、かなり嬉しかったです。輪姦もありましたね。ごろつきどもに犯されるもので、結構ハード。女の子は全然感じないし、非常によかった。テキストは猫柳まんぼということで尺は長め。描写は結構丁寧でいい感じですが、いまいち盛り上がりに欠けますね。卑語とかあまりないですし。

アナル関係はそれなりにあります。指を挿入するシチュは多くのシーンにありますね。和姦でも普通にやってくれます。アナルセックスはあまり多くないです。『灰被り姫の憂鬱』にも出ていた二人の女教師との3Pはかなりいい感じでした。二人並べて交互にアナルセックスをするという、ある意味定番のシチュは当然あったし、媚薬で感じまくるのもなかなか。触手は普通にアヌスも犯してくれました。こちらの描写も結構丁寧で、排泄物を吸いだすシチュもあったのがよかった。

総評。胡散臭い雰囲気の和風ファンタジーで、エロは濃い目。非常に気に入っている作品ですが、終わり方が気に入らないというか、中途半端すぎます。ってか、「今年の最高傑作が一月はじめの時点で早くも出てしまったのか」とか思いながらプレーしてましたよ、半分ぐらい本気で。続編とか作る気あるんでしょうか。出れば間違いなく買いますが…

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