突撃天使かのん

タイトル
突撃天使かのん
ブランド
RaSeN
発売日
2004年07月16日
評点
9/10
更新日
2004年07月17日

待ちに待った新作です。

システムは普通。音楽・ボイスも問題ないですね。音楽は、前作の『魔法天使ミサキ』のBGMのアレンジのものも幾つか使われていて、嬉しくなったり、というか、微妙に手抜きっぽいですが。んで、シナリオ。記憶喪失の青年である敬一と、彼と偶然知り合いになったヒロインたちが、化け物に襲われます。殺されそうになるわけなんですが、敬一の体内から現れたクリスタルの力でヒロインたちは魔法戦士に変身し、危機を退ける、と。そして、化け物に狙われている敬一をかくまいながら、跳梁跋扈する化け物たちと戦い始める、という話。『ミサキ』同様、戦士として、人間として成長していく少女たちの姿が丁寧に描き出されています。

少女たちは、大切な人のため、とか、復讐のため、とか、それぞれの理由をもって戦いに臨みます。それらの理由は力の源であると共に、彼女たちの心の闇に根ざしたものでもあります。化け物たちはそれらを狡猾に利用しながら少女たちを絶望の底まで追い詰め、凌辱しようとする。その過程は非常に徹底した容赦のないもので、少女たちは後戻りの出来ない選択を強いられることになります。

直接的な説教とか、言い争いが多かったのはちょっとうっとうしい気がしましたが、ハードでダークな作風は相変わらずでいい感じでした。展開自体はべたべたで、主人公の正体なんかも最初から大体分かってるんですが、それでも十分面白かったですね。『ミサキ』でお馴染みの反転もやっぱりありました。まあ、予想通りのキャラでしたが。あと、敵の下僕になって裏切ったりするシチュもあり。ミントは今回は途中からの登場でしたが、結構美味しいところをもっていきましたね、エロも、シナリオも。ゲームとしては選択肢によって分岐する一般的なADVで、分岐のバリエーションは豊富。難易度はさほど高くないと思います。ただ、クリアするたびに選択肢が増え、見れるエンディングの数も増えるので、セーブ・ロードのみではシーン回収が出来ないでしょう。今回は三人共にハッピーエンドがありました。

エロ。CGはヒロインによって担当する原画の人が違います。『ミサキ』みたいなやばい水準のものはなかったです。触手については、触手モノの同人で有名な田宮秋人と竜胆が描いてますからね、何の問題もなく。枚数は少なめです。シチュは触手・異種姦・スライム・輪姦ですね。今回は一つも和姦はありませんでした。どれもヒロインが戦闘に敗れて、化け物に犯されるものです。当然、変身コスチュームでの凌辱が一番多いですが、人に見られている等、変身できない状態で私服のまま凌辱されたり、プールに現れた化け物に水着のまま犯されたりするのもあります。水着での凌辱はかなりよかったですね。っていうか、あのスライムはかなりいい感じです。魔力を吸い取られて変身が解けたりするお約束シチュもあり。

スライムの割合がやや増えてますかね。コスチュームを溶かしたり、媚薬を擦り付けたり、頑張ってます。そういえば、今回、媚薬使いすぎですね。無理やり、痛がるようなのが多くても良かったのではないかと。アヌスから口まで貫通したり、ナメクジみたいなゲテモノ風のとかは、普通にありましたけど。産卵は二つありますね。お腹がぽっこり膨れてるのがかなりいい感じ。出産した後は壊れちゃうのもよし。

輪姦については数は少ないですが、化け物の指図で一般市民に犯されたり、満足に動けないところを不良連中に犯されたり、シチュは非常に良好です。テキストについては、描写が多めなのがいいです。尺は普通ぐらいで、やや短いシーンもあります。ただ、今回も誤字脱字がかなり目立ちます。アナル関係は普通に豊富ですね。触手モノなので開発とかはなく、前のついでに突っ込まれるようなのが多いですが、アヌスの凌辱がメインになっているシーンもあるし、輪姦でも普通に突っ込むし、悪くはないです。

総評。『ミサキ』と比べると、全般にグレードアップしていました。ボリュームは相変わらず少なめですが、シナリオ・エロ共に濃厚であり、満足度は非常に高いです。

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